織戸幸江

ふとしたきっかけで夫と喧嘩し、家出をしてしまった幸江。姉を頼り、姉夫婦の住まいへと向かう。迎え入れてくれた義兄に勧められ湯船につかり落ち着きを取り戻すと、義兄と他愛も無い話をしながら姉の帰りを待つ幸江。差し出されたビールを飲みほすと、火照ったカラダが疼き始める。流れる侭に義兄に身を委ねた幸江は、寂しさを埋める様に義兄を求めるのであった…。

あの日は夫が出張に出かけ、いつもの様に家事をこなし一息ついた時でした。うたた寝する私を弄る手。はっと気付き薄目を開けた先に見えたのは息子でした。まだ甘えたいのだろうとそのまま気付かないふりをしていましたら、突然私のスカートの中に手を入れてきました。ヤメなさいと叱りましたが、逞しく育った息子には勝てず、気がついた時には母子の一線越えてしまっておりました…。