織本さくら

本作は、女子校生二人を取り巻く欲望まみれの大人達を描いた、FAプロ90年代初頭の秀作である。相川瞳と織本さくら扮する二人の他に、組幹部の妾（上杉愛奈）、肉欲を持て余している組長の妻（秋山礼子）など、多種多様な女模様を描いた群像劇にもなっている。1993年度作品

ヘンリー塚本監督が送る、入魂の青春残酷物語。昭和初期の片田舎を舞台に、貧困と暴力、淡き恋と残酷な青春が交差する。（1993年度作品）

女しか愛せない女…、レズビアンの孤独、苛立ちをバイクのエンジン音が奏であげる。その独特の寂寥感は、AV界に於いて唯一無二の物と言って良いだろう。

本作は六畳間の安アパートに住まう様々な住人達のSEX模様を描いている。自分の女に身体を売らせる男、貧乏やくざ、喧嘩の絶えない夫婦…。しかし、誰よりも一番のくせ者は大家だったりする所に、ヘンリー塚本監督のユーモアが発揮されている。1993年度作品