久々の帰省で息子との何気ない会話を想像していた私は、 一緒に帰ってきた女性を見て息を呑む。 彼女の名前は長居静香。 私が当時やっていた喫茶店の従業員だった。 彼女との関係はとても息子には話せない。 私は何度も彼女に告白をされた。 もちろん手は出していない。 当時のご時勢から言っても犯罪だ。 そんな彼女がまた私の目の前にやってきた 今度は大人になって・・・・・・。 本編p54

楽しいはずの同窓会・・・マキにとっても楽しくなるはずだった。 亮介（りょうすけ）、彼は、学生のころマキが付き合っていた彼氏。 浮気が原因で別れ、それ以来、口もきいていなかった男が、 その同窓会にやってくる。 行きたくはない・・・。 そう思い、憂鬱な気分でいたが、 今の彼氏のすすめもあり出席することを決意する。 案の定、絡んできた亮介に、あのころと変わらない軽薄さを感じ、辟易する。 話したくはなかった・・・。しかし、話すにつれ昔の記憶がよみがえる。 火照る体を抑えつつ、帰路に着こうとするが、 亮介の腕に包まれた体が言うことを利かない。 流れるままに、マキは体を預けてしまう。 本編 50p

魔女と呼ばれる姉を持つ●●「健吾」は、 姉の「ブラコン」を治すため強行手段に出る。 自分の彼女を自宅に招き、姉よりも彼女のことが好きであるとアピールを 試みる。 しかし、姉の行動は、健吾の予想の斜め先を行く。 健吾は知らなかった。 姉の魅力は、何も男だけに通用するものではないということを。 その魅力にとらわれた彼女は、みるみる姉に嵌っていく・・・・・・。 本編33p

各所で発見される不自然な死体。 それに伴って広がる殺●茸の噂。 都市伝説がごとく、人々は、笑い世間話の種にする。 そう、だれも実物を見たことがないから・・・。 しかし、火のないところに煙が立たないように、 殺●茸もまた実在する。 偶然の摂取による事故か、はたまた、誰かによる恣意的な犯行か。 難航する捜査の中、一人の女が暗躍する。 女は、男を誘惑し、落とし入れ、搾りつくす。 残るのは、干からびた死体だけ・・・・・・。 本編p24 おまけp8（作品名:愛魚）

社会人2年目の「田古壷 好喜」は、蛸を食べ、飼うのが趣味の男である。 蛸に対する執着により、彼女とも喧嘩がたえない。 そんな中、1人の老婆がコウキへと近づく。 あまり見たことの無い、白く美しい蛸に目を奪われるコウキ。 コウキの蛸への愛情はその蛸にも伝わり、 蛸の発情期を迎える。 絡みつく触手になすすべなく襲われるコウキ。 触手が与える快感にコウキの意識は次第に堕ちていく・・・・・・ 本編:P33

彼氏の浮気にショックを受けていた女子校生「安羅桐子」は、いつの間にか道路に飛び出していた。 トラックに轢かれる寸前、魔法陣が彼女を包み異世界へ。 しかしながら、彼女を救ったと思われた魔法陣は、ただ死までの時間を引き伸ばしたに過ぎなかった。 目の前に現れた怪物。 怪物を前に召喚された彼女は、状況を把握するまもなく、襲われ凌●される。 逃げ出そうにも怪物が与える快楽が 下腹部を 脳を 犯し続ける。 そして、彼女は・・・。 本文（p34）

蛸に彼氏であるコウキを奪われ、失意に沈む美香。 誰にも相談できぬまま、友人宅に身を寄せる。 ほっとしたのも束の間、彼女に魔の手が忍び寄る。 男は、薬で体の自由を奪い、彼女の体を貪り続ける。 彼女の不幸は終わらない。 彼氏のコウキの心を取り戻すべく、献身的に世話をしていると、 またあの男がやってくる。 体から生やした触手を携えて・・・・・・。 （※前回のあらすじをつけているので1話未読でも大丈夫です） 本編:P50

新惑星を探索中の宇宙飛行士が地球外生命体をついに発見。 生態を調べようと観察をしていく中で、飛行士たちは我慢できずに 性行為を始めてしまう。 その様子に刺激された生命体は、ある行動に移る・・・・・・。 収録内容（本編p32）

環境を汚し続けた人類に鉄槌が下る。 海から現れた怪物たちにより、蹂躙されていく人類。 そんな人類存亡の危機の中で、描く一つの恋。 海から現れた怪物は、ある人間に転機を与える。 叶わぬ恋。そう思っていた・・・。 しかし、怪物が与えた細胞はその壁を超えていく。 本編8P 作者紹介用に描き上げた作品になります。 是非、ご一読ください。